こころ優しき韓国人たちについての美談が日々報じられる昨今、韓国に興味を持ち、韓国語を学び始められた方も多いことと思います。さて、外国語学習は、次の5段階からなっています。
  
     @ 文字・発音の習得
     A 文法の習得
     B 文章読解の練習
     C 日常生活語の習得
     D 擬声語・擬態語・諺・慣用句の習得

 今日、多くの韓国語の入門書が出版されていて、そのほとんどが、文字・発音・基本文法をわかりやすく示すという入門書の任務を見事に全うしています。
 この「韓国語中級文法」は、入門書の内容を理解し終わった学習者が、更に多くの文法に触れられるようにするためのものです。
 第1部では、上記Aの文法の習得を徹底的にできるよう、文法を意味別に分類して例文とともに示してあります。また、第2部では、上記Cの日常生活語の習得ができるよう、頻繁に使われる表現を集めて例文とともに示しました。
 本サイトの利用によって、学習者の皆様が真の韓国語の実力を身につけ、朝鮮半島の歴史や文化をより深く味わえるようになることを願ってやみません。 

                            菅 光 晴



  
第 1 部  文 法


第1章〜第3章
第1章:挨拶
第2章:過去

第3章:疑問


第4章〜第6章
第4章:受身
第5章:使役
第6章:原因・理由


第7章〜第9章
第7章:判断・願望
第8章:譲歩・強調
第9章:推量


第10章〜第12章
第10章:程度・頻度
第11章:習慣
第12章:順序・並列・途中


第13章〜第14章
第13章:文末表現
第14章:接続表現





    第 2 部   

日常生活でよく使う表現 & 慣用表現
            

「あ」〜「と」
「な」〜「わ」





    付 録

(その1)韓国について思った事いろいろ

   韓国雑感(1)
   韓国雑感(2)


(その2)韓国開化期小説の名作『雪中梅』

明治時代、末廣鐡腸という政治家が自由民権運動を小説化し、『雪中梅』という政治小説を発表しました。これを韓国の具然學という作家が恋愛小説として翻案(部分的に改作しながら翻訳すること)し、同名の小説として韓国で発表しました。下のリンクは、具然學の翻案技法の見事さを評価した論文です。興味がおありの方は御一読ください。全文、韓国語で書かれています。

『雪中梅』の翻案様相(p.1〜p.20)

『雪中梅』の翻案様相(p.21〜p.40)

『雪中梅』の翻案様相(p.41〜p.60)

『雪中梅』の翻案様相(p.61〜p.81)



このホームページの作者:菅 光晴(かん みつはる)
 昭和48年6月5日、埼玉県川口市に生まれる。
 早稲田大学第一文学部英文学専修を卒業後、
 ソウル大学の大学院(国語国文学科)で現代韓国小説を研究して修士号を取得。
  ・1999年12月にハングル検定1級合格。
  ・2005年11月に韓国語能力試験6級合格。
  ・2006年1月に通訳案内業試験(朝鮮語)合格。


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